最後に


半年以上ブログなるものをやってきて、悩んだりいろいろありましたがなんだかんだとても楽しかったように思います。その反面、カウンターのわりに数人しかこのブログを見てくれていることを教えてくれず、少なからぬ寂しい思いもしました。もしまたブログをやるならば、その時は友達にその存在を積極的に伝えていくか、逆に全くその存在を伝えずにやろうかな。



ネット社会の未だ黎明期とも言える現代において、さも毎日毎日一年中人と繋がっているかのような錯覚?を与えてきたブログ、gree等の存在は人との付き合い方というものを今まで以上に複雑化させてきている。つまり、それらは自分というものをアピールする恰好の場となっているから、今はまだ何とも言えないかもしれないが、将来的にはネットは”リアル”の世界に次ぐ第二の社交界となっていくのだろう。そこでは”リアル”に倣って(今でも”ネチケット”なるものはあるが)形骸的なマナーなんかも確立されていくのだろうか。(黎明期には黎明期なりのやりにくさもある。人によってネットへの比重があまりにも違うため、ネットに対する位置づけが非常に難しく、それがまた友達との付き合いを多面的なものにしている)



このブログは、結果的にはそうした「自己アピール」としてのブログに対するアンチテーゼとして続けてきたことになる。何を格好良いことを、と言われるかもしれないがそこだけは譲れない。なぜなら、このブログを続けてきたことでボクは何の得もしていないのはおろか、”リアル”な世界においてますますボクに近づき難い印象を与えてしまっただけなのだから。



2月くらいまでは、更新はしないけど一応このままにしておこうかなと思います。今日ある友達に「もっと続けてよ〜」と言われたのが救いになりました。かえるくんのコメントも励みになりました。今まで見てくれてありがとう。どうせまたいつかここではないどこか?で始めるんだと思います。人間そうは簡単に変わりません。