虚言症2


ミスチルの方は家にCDがなかったというのもあったけどB'zはホントに聞かなくなった。あの自分の中の盛り上がりはどこに行ったんだろう、というくらいに。


聞かなくなった理由はいくつかある。まず稲葉の声が昔と変わりすぎたということ。初期から中期にかけても変わってはいるが特に「GREEN」以降の変わりようが自分には馴染めなかった。どう変わったのかと言われても難しいがとにかく初期から中期にかけてのまだ洗練しきってない、つまり細くない声が好きだった。他には高校の時に聞きすぎたというのも原因にあると思う。それでもB'z自体が嫌いになったわけではない。


どんなアーティストでもかまわないがそこそこ聞き込んだアルバムを聞くとそれを聞いていた当時を思い出す。
「IN THE LIFE」を聞けば高校のころの部活の思い出がふと浮かんでくるしミスチルの「Kind of Love」を聞けばふられた時のことを思い出す(重っ!)。
そういう意味でも高校の頃は音楽を聞きこんでてよかったと思うし、アーティストだって誰だって構わないはずだ。音楽を音楽としてとらえてきっているわけではない。音楽のいろはもわからない僕にとってはその音楽が当時の生活に練りこまれて思い出が想起しやすくなってくれればそれで十分なのです。


余談ですがベストで構わなければスピッツの「RECYCLE」やイエモンの各種ベストも聞きこみました。洋楽にはとうとうはまらなかったし、女性アーティストもJUDY AND MARY椎名林檎くらいしか聞かないですね。これからどうなるかはわからないけど。