細野不二彦 『ギャラリーフェイク』(小学館文庫)


友達が「面白いよ」とすすめてくれたのを思い出し古本屋で1巻を購入。美術を題材とした漫画。フェイク(=fake)とは贋作のことでそれを専門に扱ったギャラリー(=gallery)を営む主人公・藤田を中心に話が進む。
題材は違えどずば抜けた知識を持ち裏の顔も持つ藤田や、藤田に好意を持って付き添うサラの存在、大ゴマを多用しないある意味紋切り型の話が『ブラックジャック』とダブった。そういう意味では目新しさはなかったけど話の構成自体はしっかりしてて読みごたえがあった。僕はこういったうんちく&紋切り型漫画が好きなのかもしれない。『ブラックジャック』然り、『美味しんぼ』然り・・。


もし19日の試験乗り切れたら今度芸術について軽く話してみたいと思う。
(知識は全然ないけど)