無双とホリエモンと


実家に帰ると必ずするゲームがある。
真・三國無双」というゲームだ。
ゲーム離れしていてもおかしくない年齢だし、実際今では他にゲームの類はほとんどやらない。


でも「無双」だけはやる。フィールドを縦横無尽に駆け巡り、バッサバッサと人を切り倒していくことに最大の魅力があるゲームだが、自分はそこではなく史実に反した行動ができることに最大の魅力を感じる。



例えば「赤壁の戦い」というものがあるけど、本来は諸葛亮の協力のもと火計を成功させて*1こその戦い。だけどそんなことはお構い無しに主人公プレーヤーが単騎で魏に乗り込み、火計を起こす前に総大将である曹操を倒すことに最大の快楽を感じる。単騎で乗り込む時の、味方の武将による「でしゃばりすぎです。慎重にお願いします。」のセリフや曹操の「ふはは。よく単騎でここまできたな。」のセリフがまたたまらない。


決まりきった秩序を破壊したい気持ちを満たしてくれるゲームです。
現実世界でも小泉さんが衆議院を解散するわ、ホリエモンは出馬するわ、自民党は分裂するわで大盛り上がりですがボクとしては面白いので歓迎しています。郵政民営化がいいのか悪いのかなんてとんとわからないし、ボクとしては知的アンテナがその分野まで張り巡らされてなく、あまり関心も高くないんですがやはり新たな流れをひしひしと感じとても新鮮な気持ちです。細川内閣ができる時も世間はこんなお祭り状態だったのかな?

*1:これが史実かどうか正確な意味ではわかりません。横山光輝の「三国志」、正確には「三国志演技」によるものなので。