ワキ毛はそらない方がいい


少し前「もしかして自分のワキ毛は少しばっかり濃いんじゃないか?」と思いたったが一番、上部の生え際の方を軽くそってみた。そしたらワキがチクチクするのなんのって!おそらくそったデリケートな部分の肌に他のワキ毛があたっていたせいだろう。「ああ、そったことに対するワキ毛のささやかな抵抗だな‥。」と感じるとともに「これからはそるのを控えるか、もしくは全そりだな。」と思った。まあ全そりはないか。



今回の衆院選もある意味そった(反った、沿った)人たちの戦いだった。そんな中ホリエモン自民党に応援されつつも無所属で出馬した。ホリエモンの評価は世論でもだいぶ分かれる。例えばウチの親は「まだ若すぎる。」と言ってホリエモンにはやや反発的な姿勢だったが、テレビではホリエモン若い人たちに囲まれて写メの嵐だった。結果的に彼は亀井氏に善戦するも敗北した。テレビであるコメンテーターは「堀江氏が自民党公認だったらどうなっていたかわかりませんねぇ。」と言うように今回は党がものを言う戦いであったし、自民の(と言うか小泉の)戦略のうまさが際立った戦いだった。



投票率は前回の衆院選より大幅にアップしたし、話題に乏しい今のメディアには潤いの雨となった。テレビにうつる街を駆け巡る候補者、当選して歓喜の渦に沸く候補者、支援者・・。ホリエモンの事務所には「改革」Tシャツを着た若い人たち多かったけどいったい彼らは何者なのだろう。ボランティア?支援者の家族の子供とか?やっぱりバイト?正体はともかくも彼らは心底楽しそうにこの選挙に臨んでいるように見えた。日本はちょっとしたお祭り状態だったのだ。



結果的に与党は2/3以上の議席を獲得した。新聞にはこれだけの大勝が引き起こす恐さ(議論不十分なままの法制定など)なんかが書かれていた。確かにボク自身そうした恐さを感じるがここまできてしまっては仕方がない。国民は厳しい目で政治を見守り続けるしかないだろう。



次は憲法改正問題がまた国民の関心を呼ぶんだろうな。まだ改憲する必要はないと思うけど・・。