『喫茶店で2時間もたない男とはつきあうな』(齋藤孝・倉田真由美、集英社)


例のごとく齋藤孝(と倉田真由美)の著作。今日たまたま大学生協に立ち寄った時この本を見かけました。そういえば昔新聞(日曜版)の書評欄で取り上げられていたな、というのと著者と題名がボクのアンテナに引っかかり即購入。テーマがテーマだけに週刊誌並みに読みやすく、200P以上あったけど半日で読み終わりました



まず最初に言っておきたい。
ボクは始終恋愛のことを考えているわけではありません
誤解のないように一応。なんだかんだ言ってもこの年頃は恋愛話が一番盛り上がるわけですからあえてこういうネタを取り上げてるんです(つよがり)。あとこれはどちらかと言えば女性が読むものでは、との問いには答えません。


高校の時は便覧に載るような小説や新書ばかり読んでたのに(最近の新書のレベルは下降の一途らしいですが)最近は軽いものばかり読んでますね。AHAHA。


さて本書の話。第1章の前半あたりは読んでてとてもためになりました。恋愛とかについて分析しているんですがまさに先日ボクが書いたことに近いことがさらに深く掘り下げて書いてあったり、このままじゃ自分ダメだなと痛感させられるような内容でした。


途中なかだるみしますが恋愛において最も重要な要素の一つは会話だ、という主張はブレることなくはっきりしていて非常に説得力がありました


197Pに「茶店で1〜2時間会話がからみ合う相手なら、どんな場所に出かけていっても楽しい」という文があるようにまさにこの前後からタイトル通りの話になっていくんですが、そもそもそんなこと可能なんですかね。ボクは同じ同性ですら相当仲が良くないと2時間もたせるのはきついと思います。思い返すに女の子と1対1で喫茶店らしきところで長く会話したのは30分ちょっとが最長だったと記憶しています。倉田さんはあとがきでこう述べてます。「・・『2時間』がポイントなのである。もちろん30分もたない、5分もたない男なんて話にならないが・・」


(ノ∀`)



今度性別問わずこの「茶店チェック」おもしろそうだしやってみよ。別に2時間持つかどうか確かめたいわけじゃないけど、そもそも人生において2人で喫茶店で話をするっていうことがあまりなかったし、とりあえず試してみたい。大学生にもそういう人多いんじゃないかな。本当に仲のいい人とは2人で喫茶店に入ることはあってもクラ友程度の関係(失礼)じゃなかなか2人では行動したことないって人。クラ友に限らずサークルの友達だってそう。サークルではたいてい複数人と行動するでしょ。だからこれやってみれば案外新たな発見があるかもしれない。



(男はもちろんのこと)特に女の子にこの本読んで欲しいなあ。男のダメっぷりがわかります。ちなみに今日サークルでこの本を友達に見せたら


(ノ∀`) 


って顔されました。ほっといてください。