ロトと競馬と

kawasemi7632005-11-02



10月22日で趣味について軽く触れた。
その時ボクは決意したはずだった。
まずはロト6じゃ!!」と。
しかしその日から今日に至るまでロトには全く手を出していない。
まずなぜボクがロトなどに手を出そうとしたのかというと、まあ安直にお金が欲しいからだった。競馬等、別の方法も考えられたんだけどトータルで儲けるにはボクにとっては競馬なんかよりもロトの方が合っていると思った。そもそも業火に飛びこむ夏の虫、いや奈落の底とわかってダイブする犯罪5秒前の人間のごとく自らギャンブルにのめり込みたい人間などいない。そういう意味で感動を生むスポーツ性を他のギャンブルよりも伴った競馬は自分にとっては危険極まりないものであった。そのスポーツ性が競馬界から足を洗う足枷(あしかせ)になると思ったからだ。
「馬の躍動感がたまらないのよ」
つくづく競馬はうまくできていると思う。



ロトにしようと思った理由はもうひとつある。それは自分で数字を選択できるということ。今習っている確率論基礎をもし理解できれば一攫千金も夢じゃないかしら、と思ったからだ。ポアソン分布の存在なんかを聞いてしまうとどうも統計的にロトに挑めば―毎回当たることはもちろんないにせよ―最終的には少しくらいの利益が生み出せるんじゃないかしらと思ってしまう。しかしその考えを活かすにはいかんせん統計・確率の知識が乏しすぎるし、週1のペースだから統計をうまく活かすだけのモデルが集まらない(過去の分を含めても)気もしてしまうし(これはあくまで主観。統計については学んでいないので)、何より資本がないし、集める気もない(笑。長期的な視野で最終的にほぼ確実に利益を得るにはそれなりの資本がいる。これは貯蓄なり、資産運用の分野ならどこでも言えることなんじゃないのかな。



とネガティブ思考で行動力0のボクですからいまいちロトに踏み込む情熱もわいてこない。商学部らしく株をやろうと意気込んだ時期もあり、『東大生が書いたやさしいの教科書』を半分ちょっと読んでみましたがいまいち意欲がわいてなかったので結局やめました。結果的にはギャンブル性に富んだものに触れていないんですがそれで良かった気もします。下心で始めようとしたロトが自分の趣味になりえるわけなかったし、そもそも楽にお金を手に入れようというのが間違ってました。もし急にロトなんかをやり始めたら(笑)それは趣味というより「実験」と思ってやっているということでしょう。



途中の競馬界、及び競馬ファンに対する非礼を侘びます。決して競馬を悪く言いたいわけではございません。