『家族ゲーム(82年)』

松田優作が出演しているという理由のみで借りてみた。
↓アマゾンのレビューの一部

高校受験を控えた息子のために雇われた風変わりな家庭教師の出現によって、家族のありようが次第に変化していくさまを描いた、森田芳光監督のホーム・コメディ。キネマ旬報ベスト1など、その年の映画賞を総なめした名作であり、以後森田監督は「流行監督宣言」をし、時代のちょう児としてその後も意欲作を発表していくことにもなった。 (的田也寸志

見た後に知ったんだけどなかなかの名作だったらしい。どんな内容なのかよくわからずに見たんだけど、見終わった後も何が言いたいのかよくわからなかった。ただどこかかみ合っていない気味悪さだけが残った。


家族が横一列に並んで食事をする場面。これも気味悪さ(ユーモア?)を演出していた部分らしいんだけど、この映画が公開されたのが1982年と20年以上前のものだったから「もしかしたら当時は横一列に食事をとる家庭も普通に存在したのかもしれない」と考え、それが当時の文化なのか、演出なのか把握できずに見続けてしまい、この作品の面白いところを面白いと感じずに見終えたのがちょっと残念だった。


何を以って名作とするのかを、アマゾンのカスタマーレビューを見て考えさせられた作品。レビューを見ずに終えてたらそれこそボクはこの作品からは気味悪さしか感じずに終えていただろう。